褒めて褒めて褒めまくろう!子供の褒め方がわからない人必見
しゅんさいです!
前回、「自己肯定感を高める有効な方法」という記事の中で、その方法は"親に褒められること"だとお話ししました。
親御さんの中でも、普段の子育てでバタバタしていたりして褒める場面がなかったり、そもそも褒めるという行為が苦手な人もいると思います。
今回は、子供の褒め方がイマイチよくわからない人に向けて、
・手軽にできる上手な子供の褒め方
(子供がまだ幼い場合)
そして、子供がもう大人になってしまったけれど幼い頃にあまり褒めてこなかったと思う親御さんに向けて、
・成人した子供に褒めて効果があるのか
・成人した子供に向けた上手な褒め方
をお話ししていきます。
【手軽にできる上手な子供の褒め方】
幼い子供に向けて褒める場合、ヒントはそこらじゅうに転がっています。
公園へ遊びに行った時、幼稚園.学校生活の中の出来事、普段の家での生活と様々なところで褒める要素を手に入れることができます。
例をいくつか見てみましょう。
1.公園へ遊びに行った時、子供が砂場で何か作ったとしましょう。泥のお団子でもいいです。
それを作ったのを見た貴方はここぞ!とばかりに褒めましょう。
「本当のお団子みたいね〜(パクっ)おいしいね!ほんと〇〇は砂で何か作るのが上手だね」と。
そんな貴方の行動を感じた子供は、褒めるという名の肯定をされた事にとても嬉しくなるでしょう。
そしてその後、物作りに興味を持つかもしれませんね。
2.貴方の子供が幼稚園.学校から、図工の時間に作った工作や絵を持って帰ってきました。
それを貴方に見せます。
ここでも貴方はここぞ!とばかりに少し大袈裟かな?と思うくらいでも良いです、褒めましょう。
「えっ!これ〇〇が描いたの!?すごい上手だね!こりゃ将来画家さんになっちゃうかもね!」と。
褒められたこの子はとても嬉しくなります、そしてそれから絵を描くことが大好きになるかもしれませんね。
3.普段の家での生活で、貴方の子供はいつも貴方の作ったご飯を美味しそうに食べて
「おいしいねっ!!」と言ってきます。
それをみた貴方はこう言いましょう。
「ありがとう、〇〇がそんなに美味しそうに食べてくれて、美味しいって言ってくれてとても嬉しいよ」と。
この子はこの何気無いやり取りから、プラスの感情を常に心に置いておいて将来シェフや人に料理を振る舞うのが好きな子になるかもしれませんね。
このように、どんな些細なことでも良いです。
幼い頃は、まだ色々なことをよく理解していないとことありますが、褒められる、ということが嬉しいことというのは理解してるでしょう。
そして、特に幼い頃は、心が真っ白で物事を心に吸収する力が強くあります。
良くも悪くも。
なので、とにかく!とにかく褒めちぎりましょう。
幼い子に対しては少し大袈裟なくらいほめても良いでしょう。
これだけで、貴方の子供が自分に抱く肯定感はグンと上がるでしょう。
では次に子供が成人した親御さんに向けてお話ししていきます。
【成人した子供に向けて褒めて効果があるのか】
今まであまり子供を褒めてこなかったけど、今更褒めたって意味あるの?と思っている親御さんもいるでしょう。
お答えします。
遅いことなんて何一つありません!!
親にとって、"子供はいくつになっても子供"という言葉があるように
子供にとっても"親はいくつになっても親"です。
例え、いくつになっても親に褒められるのは嬉しいものです。
親に褒められた事により、子供はその部分に対して新しい自分に気付き自信がつくでしょう。
なので子供が成人していようが何だろうがとにかく褒めまくりましょう。
ですが、ここで注意が1つあります。
それは、先にお話しした"幼い子供への褒め方"と"成人した子供への褒め方"は違うということです。
それはどういうことか?みていきましょう。
【成人した子供に向けた上手な褒め方】
幼い子供への褒め方のように、あからさまな.大袈裟な褒め方では成人した子供には通用しません。
これをされたら、バカにされている気持ちになることだってあるでしょう。
ならどうしたらいいか?
成人した子供へは、"内面"に対して褒めましょう。
ドアを先に開けてくれた時、なくし物を一緒に探してくれた時、重い荷物をサッと持ってくれた時。
このような場面で、子供の内面を褒めます。
しかし、ドアを先に開けたり、重い荷物を持つのは、その子にとっては当たり前かもしれません。
なので、その子は褒められてビックリします。
なぜなら、その行動はその子にとって当たり前だったからです。
ですが、親が褒めてくれたことにより、これが自分の良いところなんだと気づくことができます。
このように、褒められることにより子供は
"これまで当たり前に行動してきたことだけど、これって僕、私の良いところだったんだ"
と、気がつきます。
そして良いところに気づくということは自己肯定感を高めることに繋がります。
なので、たっくさん褒めましょう。
【まとめ】
褒めたり、褒められたりするのには年齢は全く関係ありません。
親が褒めるという事は子供にとって、"自信のないことでも自信を付け"
褒めないという事は、"自信がある事も無しに"する力があります。
特徴が何一つなく、何も褒められたことがないけど唯一母親がいつも描いた絵を褒めてくれてイラストレーターになった、という人もいます。
子供の可能性を生かすも殺すも親が褒めるか褒めないかで決まります。
また1つ重要点があります。
先ほど、成人した子供には内面を褒めるでもお話ししましたが、
"優しさ"などその子の性質や性格は目に見えないので気付きにくく、褒めにくいかもしれません。
しかしこの目に見えない性質を褒めてあげることもとても重要です。
目に見えないことこそ、よーく見て褒めてあげましょう。
そこを褒められるのが幼い子供も成人した子供も嬉しく、1番心に影響を与えることでしょう。
さぁ、親はたくさん子供を褒めましょう!褒めて褒めて褒めて、これでもかってくらい褒めましょう!
たったこれだけ、されどたったっこれだけです。
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